DIYと言うと、木を切ってねじ止めしたりして、壁に棚を取り付けたり、ウッドデッキを作ったり、タンスを作ったりを想像すると思います。そこまで大げさな事は出来ないのですが・・・ポンコツリフォーム業者の尻ぬぐいみたいな事をやっています(笑)
引越しをしてからと言うもの、手抜き工事みたいなところがあちこちあり、日曜大工的に手直ししないと生活が不便なところがありました。
【Part1】
まず、家に電話線のアウトレットがない・・・
電話線が繋げられないとなると、固定のインターネット回線が引けない・・・固定回線が引けないとなると、LAN配線はもちろん、WiFiも飛ばせないです。
通常であれば、インターホンの下のコンセントと共に電話のアウトレットが存在するはずです。
インターホンであれば、玄関方向に線が引かれているはずなので、外に抜けるルートとして共通の配線が引かれる事が多いです。
そこで、コンセント周りを探ってみました。
コンセントのプラスチックの板を外し、壁の中を漁ってみたら、電話線の差し込み口が出て来ました・・・あり得ないでしょう。。。どんなポンコツ業者だよと思いました(笑)
確かに家に固定電話を引く事が少なくなったとは言え、電話線の差し込み口を隠しますかね。。。
壁(石膏ボード)に電話線口を固定する為の受けがなかったので、取付金具を購入し、壁に取り付けました。数百円で購入出来るけど、壁紙切ったり、手間がね。。。
金具を取り付けた後は、完全に固定する前に接続確認をします。
電話線とコンセント(電源)が正常に動作するか確認してから固定します。
電話線口とコンセントをビスでしっかり留めて、化粧板の受けを取り付けます。
ビス留めの時に金具が水平になっているか調整して留めないと、仕上がりの見栄えが良くないと思います。
コンセントと電話線口の2連の化粧板を取り付けて、仕上がりです。
これで、インターネット接続を申し込んでも接続が出来ます!
私自身、ahamo(ドコモ)ユーザの為、ドコモ光を引いています。
とは言え、ahamoとドコモ光の組み合わせで契約しても、特段割引等はありませんけどね。。。
【Part2】
家のあちこちと書きましたので、コンセントだけではありませんでした。
家中の照明の金具・・・『引掛シーリング』という金具がぷらーんとしています。
天井のシーリングライト(備え付け)のカバーを外したら、こんな感じになっていました。
シーリングライトの真ん中のぷらーんとしているのが、『引掛シーリング』という金具です。
シーリングライトを外すとこのようになっています。
見た事ないです(笑)
電気屋さんにも写真を見てもらいましが、このような状態は初めて見たとの事でした。
輪っかの間に金具を通して、引掛シーリングを固定しようと考えていたけど、ちょっと調べたら、引掛ローゼットと言う大元から変える部品がありました。引掛ローゼットを交換するのは電気工事に該当し、第二種電気工事士の資格が必要なようです。知識なく交換すると、感電する恐れがあるのと、不完全な工事は漏電の可能性があるので、十分な注意が必要です。
引掛ローゼットの構造は非常に簡単で、電線を青い四角の穴に差し込むだけです。
赤丸の『W』はWhiteのWを指します。白い方の線を写真の右側に差し込みます。
黄色い→の先に書いてある『送り』はこのローゼットを経由して別の照明装置などに電源供給が必要な場合に利用します。
それでは、引掛シーリングを外し、引掛ローゼットに付け替えます。
古いものをニッパーで切り落とします。一本ずつ切った方が無難です。通電していた場合、二本同時に切ろうとすると、最悪は通電して、漏電・感電などの可能性があります!
尚、事前に電気の元のスイッチは切っておきましょう。
ブレーカーを落とすのは必ずしも必要ありませんが、念の為切っておけば安心です。
電気の作業をするにあたり、電流を止められるポイントは上図の通りです。
簡単な図を描いてみました(笑)
ブレーカーを落とせば、以下の心配はないです。
ブレーカーを落とさず、壁のスイッチをOFFに切っておけば電流は止まります。ただ、気を付けねばならないのは、壁スイッチがONで、電気が消えているケースです。
壁スイッチがONの場合、照明に繋がる線には電流が流れています!気を付けないと感電しますので、注意が必要です!!
電流には注意しながら引掛シーリングを外し、引掛ローゼットに付け替えます。
天井は石膏ボードが貼ってあるだけなので、受けがあるところにネジ止めすると良いと思います。
特に重たい照明を取り付けるのであれば、荷重に耐えられるように注意してください。
ローゼットの裏面に電線を刺したところです。電線を刺す時は、ラジオペンチがあると便利です。
ニッパーもラジオペンチもハンドルが絶縁されているので、感電するリスクも少なくなります。
W側に白線(写真の線は汚れてて白くは見ませんが・・・(^^;)、もう一方に黒線を差し込んで配線は完了です。
ローゼットは線を差し込むと引き抜きにくい構造になっているので、ハンダ付け等は不要です!
ローゼットのカバーを取り付けて完成です。ペンダントタイプの照明はコンセントみたいな口に刺して、ひねるだけです。重たい照明はローゼットの両端のネジ穴を使い照明を固定させます。
こちらは元の金具についていたネジを利用すると良いと思います。
念の為、動作確認が必要です。
照明を取り付け、壁のスイッチをONにし、照明の電源を点けてみます。
引掛ローゼットは見えませんが、動作確認です。
きちんと電気が点灯するのを確認して完了です!
今回使ったのは、こちら↓
マキタの電動ドリル、ニッパー、ラジオペンチがあれば作業可能です。
ラジオペンチは必須ではないですが、あると便利です!
【Part3】
入居した時の玄関ドアが酷かった・・・
この左側の写真ですが、入居した時のドアノブが取れ掛かってました。。。やっていないですが、多分力業でドアノブ外して侵入出来ますよね(-_-;)
怖っ!と思い、管理組合に相談し、ハンドルレバーに変更させてもらいました。
外に出る時は、まだドア自体を押せば良いのであまり心配はないのですが、外から帰って来た時に、鍵を開けドアを引っ張って開ける時に、ドアノブがポロッと取れるのではないかと心配しました(笑)
玄関ドアは厄介なのが、部屋の内側はオーナー管理ですが、外側(廊下側)は共有部分の扱いの為、オーナーが勝手に変更する事が出来ません。外観が変わる場合、管理組合の承認が必要です。
玄関に飾りをつける程度は問題ないですが、追加の鍵やドアノブの交換のような変更は事前に管理組合と調整が必要なので、覚えておいた方が良いと思います。
流石にドアノブの付け替えはDIYでは無理ですね。金属のドアに穴をあけたり、ドアの枠にも加工が必要なので、近所の鍵屋さんに依頼をした方が良いと思います。
【Part4 】
洗濯機はどのようなものをお使いですか!?
以前使っていたのは縦型のものでしたが、現在は、斜めドラム式の洗濯機を使っております。
さて、この斜めドラム式の洗濯機はドラムを斜めにした分、本体がかなり大きくなってしまうのが難点です。実は上記写真の給水口は斜めドラム式を設置しようとすると、洗濯機の本体に干渉し、ホースを接続する事が出来なくなります。
色々なメーカの洗濯機を検討・確認しましたが、実用的なものの内、一番小さなタイプでも設置が困難そうでした。
そこで、吸水口の高さを変更する工事をすることにしました。
洗濯機の給水口をコンセントと同じくらいの高さまで位置をずらしたいと考えました。
壁を開け、水道管を継ぎ足す必要があるので、自分での実施は危険です。
壁だけであれば見た目の問題だけですが、水道管については施工ミスがあった時、最悪漏水が発生した場合は被害甚大になってしまうので、専門業者に依頼する事にしました。
さすがに専門業者だけあって、綺麗に開口部を開いてくれました。
ここから口を取り外し、水道管を繋ぎ、コンセントの高さと同じくらいの高さを出してもらいます。
これだけ高くすれば、少し大きめの斜めドラム式の洗濯機でも入りそうです!
後は漏水がないか確認して、壁面の修復です。
このような感じで綺麗に修復してくれました。
この仕上がりは個人レベルのDIYでは無理・・・若しくは、かなりの手練れの方でないと難しいと思います。専門業者さんに依頼して良かったと思います!
このような感じで洗濯機の給水口が無事に使えるようになりました。
もう少し大型の斜めドラム式洗濯機でも入りそうです♪
この給水口に関して言えば、昔はここまで大型の洗濯機はなかったと思うので、仕方ないですね。
それにしてもお金が掛かりますね・・・
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